議会モニター

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更新日:2025年06月03日

議会モニターは、議会の運営等に関し市民の意見を反映させ、市民に分かりやすく円滑で民主的な議会運営を推進するために設置されました。

資格要件

(1) 地方自治法第18条に規定する伊豆市の議会の議員の選挙権を有する者であること。

   そのほか、特に議長が必要と認める者。(伊豆市に関心のある人・故郷が伊豆市の人・学識者)

(2) 国又は地方公共団体の議員(過去に議員だった者)でないこと。

(3) 伊豆市議会の運営等に関心があること。
 

議会モニターの職務

(1) 会議(非公開で行われるものを除く。)を傍聴又は視聴し、当該会議の運営に関する意見の提出

(2) 「議会だより」及び「伊豆市議会ホームページ」に関する意見の提出

(3) 議長が依頼する市議会の運営等に関する調査事項の回答

(4) 伊豆市議会モニター会議への出席

(5) 議会報告会への出席

(6) 市議会議員との意見交換

(7) そのほか、議長が必要と認めたこと。

議会モニターの意見と検討結果

議会モニターから提出された意見は、議会運営委員会で検討しました。

提出された意見と検討結果を公表します。
 

最新のモニター意見(一部抜粋)
(モニター項目 検討した意見(抜粋) 検討結果(公表内容)​​​​​​
3.本会議(3月定例会)

予算案議題書のタブレット化で伊豆市議会議員における議題書の詳細なチェックができているのか。
令和7年度第一回伊豆市議会定例会の初日、当局による議題説明の時の様子です。説明者がタブレットの議題書を読んでいるのかは傍聴席では見えませんでした。しかし、私の今までの経験では、PDFに変換された文書をあれだけの速さで読みながら説明するのは不可能だと思います。というのはそのページだけを読むなら可能です。しかし、ページが飛んでいるならばそれなりの作業が必要であり時間もかかるのに、説明者の説明は滞りなく進行していました。
以下は私の推測です。
説明者は議題書の項目をタブレットを見ながら説明しているように見えますが、実は説明項目が別にタブレットに書かれたものを読んでいるのではないですか。それでなければあんなにスムースに説明できないだろうと私は感じました。また、中にはタブレットを使用しないで説明していた方もいました。
次は議員側です。傍聴者からは議員の姿はほぼ見えます。私は、議員がタブレットの議題書をどのように見ているのかを観察しました。その結果、ほとんどの議員はタブレットに触っていないし、ほとんどの議員のタブレットの画面は動いていませんでした。ある議員はタブレットさえ開いていませんでした。
「紙の議題書」が議員に配布されなくなった経過は私にはわかりませんが、デジタル化による経費節減がその理由だとしたら、今の伊豆市議会では拙速すぎませんか。傍聴席で当局の説明を「紙の議題書」でついていくのさえ困難でした。それも平均年齢が70歳を超えているだろう伊豆市会議員が小さなタブレットで細かい数値を見ることが本当にできるのでしょうか。ある議員に聞いたところ「印刷代を自分が出すから議題書を印刷してほしい」と事務局に依頼しても断られたと言っていました。
今議会での議案についての質問者は数人しかいませんでした。私には膨大な議案書についての質問をほとんどの議員がやらないことへの危惧が生じました。タブレット化により「審議の形骸化」が進んでいませんか。

行政のDXの取組と同様に伊豆市議会も議会改革推進特別委員会で議会のDX、ICT化について取組、議案、予算決算書のペーパーレス化を検討し、タブレットとペーパーレスシステムを導入しました。県内市議会では、ほとんどの議会が既にペーパーレス化され、伊豆地区の市町議会は導入が遅れている状況です。伊豆市議会では、タブレットを活用し、その他の会議や視察資料などにも活用しています。
導入効果として、会議資料等の印刷費の削減、会議資料の議員への受渡しの迅速化等が図られております。ただし、一部の議員にはタブレット操作がまだ不慣れの方もおり、タブレットの操作研修や事務局職員にてサポートして対応しています。このシステムでは、本会議等での議案説明は、事務局が議員のタブレットの画面操作をして議案の説明ページを見る機能を活用しています。

     

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

議会事務局 総務スタッフ
伊豆市小立野38-2
電話:0558-72-9906 ファックス:0558-72-9907
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