昭和の森会館(道の駅「天城越え」内)4

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更新日:2023年03月01日

 昭和の森会館は、道の駅「天城越え」内にあります。自然の山々に囲まれ、近くには全国でも有数のハイキングコースがあります。また、文化の里にふさわしく、多くの文化人の記念館があります。

建物の白黒写真に、昭和の森会館と書かれた写真

 昭和の森会館は、道の駅「天城越え」内にあります。自然の山々に囲まれ、近くには全国でも有数のハイキングコースがあります。また、文化の里にふさわしく、多くの文化人の作品があります。

 昭和5年(1930年)、昭和天皇が天城の八丁池に行幸されました。皇室にゆかりの深い天城山が、昭和53年(1978年)に、昭和天皇在位50年を記念して「昭和の森」に指定されました。天城峠一帯の1.600ヘクタールの国有林地内に、「昭和の森会館」を中心に憩いの森「天城山昭和の森自然休養林」が整備されました。天城の豊かな原生林を生かした自然休養林で、「森林浴の森」日本百選のひとつにも選ばれています。

  • 【開館時間】8時30分~16時30分
  • 【問合せ】昭和の森会館
    〒410-3206、静岡県伊豆市湯ヶ島892-6
  • 【電話】0558-85-1110
  • 【ファックス】0558-85-0668
  • 【備考】車いす貸出あり(無料1台)森の情報館入り口でお問い合わせください。
トレーの上に、ごはん、小皿2つ、漬物、猪汁が並べられている写真

猪汁セット

天城ハイキングコース

天城路ハイキングコースのポスター

天城路ハイキングコース

 澄んだ青空、山の息吹を運んでくる風が吹く天城の里。深呼吸すると、空気がひと味違う奥深い森。清らかな渓流。昔も今も何一つ変わらない美しい自然の眺めが残る天城連山は、ハイキング愛好家たちのお気に入りのコース。
 初心者からエキスパートまで、個性あふれるハイキングコースがあります。自分のペースで歩きながら、さあ天城の四季をまるごと深呼吸。

四季の魅力を五感でたのしむ

緑や茶色の葉をを付けた木々の奥に富士山のが映る写真

万二郎岳より富士山岩から

 新緑が芽吹く春。深い森に清流が輝く夏。そして紅と黄色のグラデーションで山装う秋。なに一つ変わらない自然のままの美しさが残る天城連山。散歩気分でふらりと歩ける初心者コースから本格的なエキスパート向けコースまで、スタイルに合わせて選べる個性派ぞろいのハイキングコースです。ハイキングした方だけが感じる、最高の爽快感と満足感があるでしょう。忙しい日々に追われながら、ついつい感動を忘れかけいる方。大自然がくれるこの上ない感動を一度体験してみてください。

黄色やオレンジ色に色づく紅葉の葉の写真

紅葉

葉を落とした木々に囲まれた池が、真っ白に凍っている写真

八丁池氷結

歴史や文学のロマンを楽しむ

 湯煙がかすかにたなびく、ひなびた湯治場の風情を残す街並み。この風景とたたずまいを愛してやまなかったのは、川端康成、横光利一、与謝野晶子、梶井基次郎、井上靖。学校の教科書で目にしたことがある文学界で有名な方たちばかりです。彼らが天城湯ヶ島を舞台に著した作品の中に登場する、隠れた名所を辿ってみたり、また彼らを讃える文学碑を巡ってみたり。天城湯ヶ島の文学ハイキングは、きっと無限のコースが組めるはずです。

運動の後は温泉と山の恵みを楽しむ

石の上に何本かの葉がついたわさびが並べられている写真

 大自然を体で感じることができたら、心地いい疲れをまずは7つの天然温泉で癒しましょう。天城湯ヶ島の温泉は泉質・効能もそれぞれ個性的。一日歩いて疲れた足を癒してください。疲れがとれた後は、自然の恵みをいただくぱかり。清流の恵みは夏の鮎。山の宝石はワサビにシイタケ。そして冬は体が温まる猪鍋。すべてが自然産の天城の美味を思う存分昧わってください。

山稜線

山稜線コース案内の地図

 山稜線コースには規模が大きいため、全コースを載せることができません。一部のコース案内だけさせていただきます。

太郎杉歩道

上流から緩やかに水か流れる滑沢渓谷の写真

滑沢渓谷

滑沢川の川床は滑沢火山から流れ出した溶岩流一枚におおわれています。岩には冷却時の割れ目(節理)が刻まれています。その表面は水流にとって削られて滑らかになっており、その上を流れる清流は、正い滑沢と言えるでしょう。すぐ近くには竜姿の滝、林道の先には天城一の大木の太郎杉(推定樹齢450年・樹高53メートル)があります。また、付近の渓谷林にはカエデ類も多く、秋には美しい紅葉がみれます。
所要時間25分(1.3キロメートル)、
コース:昭和の森会館メ滑沢渓谷メ天然記念物・太郎杉

空に向かって真っすぐに伸びる太郎杉の写真

太郎杉

八丁池

八丁池コースの案内

 バス終点の八丁池口から、さらに奥へ進む林道(八丁池遊歩道)をたどります。途中でコルリ歩道に入り、林道の大曲がりを近道します。再び山道(オオルリ歩道)に入り、ブナ林を登ります。やがて河津方面の海を見渡す青スズ台に登り着きます。ここからは、緩やかな下りが八丁池畔まで続きます。途中の展望台からは、原生林の中に光る池と富士山が望むことができます。
 帰路は水生地分岐までもどり、ブナ林に続く御幸歩道を下ります。白砂林道を横切り、さらに下れば本谷林道。林道をひと下りすれば水生地です。ここから踊子歩道をたどれば水生地下バス停は近いです。

オレンジ色の薄明かりが奥まで続いている旧天城トンネルの写真

旧天城トンネル

周りの木々よりもひと際大きいブナの木の写真

ブナの巨木

太陽の光で海面や、奥に写る島々がうっすらと色づいている写真

青スズ台より伊豆諸島

緑や薄い黄色の葉を付けた木々に囲まれた八丁池の写真

八丁池

  • 特急踊子号:東京衷C善寺、2時間15分
  • 新幹線
    • 東京虫O島、60分
    • 名古屋虫O島、1時間40分
    • 新大阪虫O島、3時間
  • 伊豆箱根鉄道:三島衷C善寺、30分
  • 定期バス(東海バス)
    • 修善寺衷コ和の森、35分
    • 河津衷コ和の森、50分
  • お車でお越しの場合
    • 東名高速道路:沼津インターチェンジより1時間
    • 新東名高速道路:長泉沼津インターチェンジより1時間

この記事に関するお問い合わせ先

観光商工課 観光施設管理スタッフ
伊豆市小立野24-1
電話:0558-72-9911 ファックス:0558-72-9909
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