とれたてぴちぴち伊豆育ち。ふるさとの特産品をご紹介2

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更新日:2023年03月01日

 山と海に囲まれた伊豆市は、広大な農地は少ないものの、肥沃な大地並びに森林が育んだミネラルたっぷりの清流や海といった、農林水産物が育つには、最高の条件を兼ね備えています。 そんな私たちのふるさとで育った、ぴちぴちつやつやの逸品をご紹介します。

 山と海に囲まれた伊豆市は、広大な農地は少ないものの、肥沃な大地並びに森林が育んだミネラルたっぷりの清流や海といった、農林水産物が育つには、最高の条件を兼ね備えています。
 特産品であるワサビ、シイタケをはじめ、高品質で多種多様な地場野菜や海産物の宝庫です。

つるんとさっぱり。いただきま~す!

天草てんぐさ(旬:4月~10月)

黒い竹の器の上に乾燥した天草が置かれ、その下に説明文が書かれた紙が置かれている写真

天草(伊豆市産)

天草を干す風景は、土肥の春から初夏にかけての風物詩。この天草で作る土肥のところてんは、食感の良さと味の濃さが自慢です。
酢醤油とカラシでさっぱりと。黒蜜きなこでつるつると。また、ドレッシングやマヨネーズと和えてサラダでもいけますよ!

大きな網を担ぐ女性や、網を持って岩場の天草を拾っている人の写真

天草漁

ところてん突きから青いお皿にところてんが落ちている写真

ところてん。つるり。

黒いシートの上に天草が並べられている写真

天草干し

見た目はサツマイモ。でも、食感は梨のような、レンコンのような。

ヤーコン(旬:11月~4月)

ざるの上に、さつま芋のような見た目のヤーコンが並べられている写真

旧中伊豆町(現伊豆市)とペルー共和国との食文化交流がきっかけとなり、平成11年ごろから栽培が始まりました。当時のペルー大使から贈られた、原種の種芋がこのふるさと伊豆市で、大切に育てられています。レンコンのような、梨のようなサクサクとした食感が特徴です。芋に多く含まれるフラクトオリゴ糖は、健康な腸内環境を作ります。芋だけでなく、葉や茎にも健康成分がたっぷり。葉にはポリフェノール、茎にはフラクトオリゴ糖。乾燥させてヤーコン茶にしても楽しめます。

きれいでおいしい、まんまるさん。ご飯のおともに、デザートに。

梅(旬:6月)

少しピンクに色づく梅の実の写真

梅(伊豆市産)

伊豆市の梅の産地である「月ヶ瀬梅林」は、1969年に開園しました。月ヶ瀬地区の高台にある梅園です。伊豆半島で一番の広さを誇る約6.2ヘクタールの広大な敷地に、約1,500本の梅の木が植えられています。毎年初春にはきれいな花で目を、収穫の時期には梅の実で舌を楽しませてくれます。この梅林の梅は、梅シロップや梅干し、梅ジャムなどの梅製品に加工されています。

ピンクの花が咲く梅の木の写真

花の季節の月ヶ瀬梅林

日本でここだけ。土肥育ちの色白さん。深窓のご令嬢?

白びわ(旬:6月初旬~中旬)

黄色く色づく白びわの写真

白びわ(伊豆市産)

伊豆市の西側、土肥地区の気候のみに適する品種です。明治10年に中国から持ち帰られた種が静岡県内の各地で育てられましたが、栽培に成功したのは、この土肥地区だけでした。白びわは、一般に栽培されている黄赤色の果肉の枇杷よりも果肉が白っぽく、小粒で種が大きい事が特徴です。収穫期が短く、またちょっとふれただけで傷ついてしまうため、市場に多く出回らず、幻の白びわと呼ばれています。

びわの実に黄色い袋がかぶされた白びわの木々の写真

白びわ畑

香り高い初夏の味。

鮎あゆ(旬;6月~11月)

木ざるの上に鮎が並べられている写真

6月~8月頃が特に香り高く、また、9月から11月は子持ち鮎が楽しめます。

今では一般的な「友釣り」という鮎釣りの技法は、狩野川で生まれ、全国に伝授されました。狩野川の源流は伊豆市の天城山系から始まっています。狩野川の鮎は、清流の中で育まれたコケを食べるので、生臭さがなく、さわやかな香りで、味は上品です。おすすめの調理法は塩焼き。また、骨まで柔らかくなるまでじっくりと炊いた甘露煮も絶品です。

長い釣り竿を持った人たちが、鮎釣りをしている写真

鮎釣りの風景

ふわふわ、ねばねば。弘法さんにちなんで名付けられた丸い芋。

弘法芋こうぼういも(旬:11月~12月)

ジャガイモのような見た目の弘法芋が並べられている写真

弘法芋(伊豆市産)

丹波芋の種を分けてもらい、旧修善寺町で平成元年に栽培が始まりました。この芋は、修善寺温泉にゆかりの深い弘法大師にちなみ、「弘法芋」と名付けられました。肉質が密で、粘りが強く、丸い形で加工しやすいのが特徴です。自然薯がある山の近くで栽培すると、自然に交配されてしまい、丸くならずに長くなってしまうので、山から遠ざけて栽培されています。

緑の草が小さい山のように盛り上がっている弘法芋畑の写真

弘法芋畑

お味噌にお醤油、納豆、お豆腐。日本の食文化のみなもとです。たんぱく質たっぷり。

大豆だいず(収穫時期:12月)

伊豆の豊かな自然の中で、丹精こめて育てられた大豆です。収穫された大豆は学校給食に活用されたり、豆腐に加工されています。「大見とうふ」には伊豆市産の大豆と天城山系のおいしい水と親父のまごころがたっぷり込められています

畑で、男性が種まき機のようなものを押しながら歩いている写真

大豆の種まき

緑の葉が生い茂る大豆畑の写真

大豆畑

木ざるの上の緑の葉っぱの上に真っ白な豆腐がのせられている写真

大見とうふ

巻きすだれに巻かれた長方形の豆腐の写真

大豆の甘さがぎゅっと詰まった「つと豆腐」はふるさとの味

この記事に関するお問い合わせ先

農林水産課 農業水産スタッフ
伊豆市小立野24-1
電話:0558-72-9892 ファックス:0558-72-9909
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