食品ロス実態調査
1.目的
平成28年1月21日に公表された「廃棄物の減量その他その適切な処理に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な方針」において、市町村における家庭系食品ロスの発生状況の把握を進める取組目標として「家庭から排出される食品廃棄物に占める食品ロスの割合調査を実施する」ことを定める。
2.調査内容
・調査場所 ごみ集積所1か所
・ごみ回収日 令和5年2月7日(火曜日)
・調査実施期間 令和5年2月7日~2月14日(1週間)
・計測日 令和5年2月7日、11日、14日(3回)
・調査項目 生ごみの割合
食品ロス(手付かず食品、食べ残し、調理くず、消費期限)
1人1日あたりの食品ロス発生量
3.調査結果
乾燥後 |
乾燥後 | 水切り後 | 減量割合(%) | |||
2月7日 | 2月11日 | 2月14日 | 2月14日 | 乾燥 | 水切り | |
調理くず(kg) |
6.2 | 3.6 | 2.5 | 2.3 | 59.7 | 62.9 |
食材廃棄100%(kg) |
1.8 | 0.9 | 0.7 | 0.6 | 61.1 | 66.7 |
食材廃棄50%以上(g) | 99.5 | 86.5 | 73.5 | 60.5 | 26.1 | 39.2 |
食材廃棄50%未満(g) | 341 | 317 | 304 | 294 | 0.5 | 13.8 |
食べ残し(kg) | 3.6 | 1.5 | 1 | 0.5 | 72.2 | 86.1 |
燃えるごみ(kg) | 3.5 | 3.3 | 2.1 | 2 | 40 | 42.9 |
食品ロスを削減するには
調理のとき
調理のときは、食べられる分だけ作るようにしてください。また、食材が余った時には、使い切りレシピを検索してみましょう。消費者庁では「食材を無駄にしないレシピ」を料理レシピサイト「クックパッド」の「消費者庁のキッチン」において紹介しています。
保存のとき
食べきれなかった食品については、冷凍などの傷みにくい保存方法を検討してください。また保存していた食べ残しを忘れてしまわないように、冷蔵庫の中の配置方法を工夫しましょう。
飲食店で食事するとき
まずは食べきれる量の注文を心がけましょう。特に宴会の食べ残し量は、ランチ・定食の5倍といわれています。 食べ残しゼロを心がけるため「3010運動」にご協力をお願いいたします。
- 乾杯後30分間は席を立たずに料理を楽しみましょう <味わいタイム>
- 全員で親睦を深める <楽しみタイム>
- お開き前の10分間は自分の席に戻りもう一度料理を楽しみましょう <食べきりタイム>
幹事さんは「食べきり」を呼びかけて!
おいしい料理とお店に感謝して食べきり「ごちそうさま!」
「食品ロス」とは、食べれるのに捨てられてしまう食品をいいます。 「食品ロス」を削減し、食品廃棄物の発生を減らしていくことが重要です。 国内における食品ロスは年間646万トン、国民一人ひとりが毎日おにぎり1個を捨てている量に匹敵します。 一人ひとりが「もったいない」を心がけ、楽しく美味しく宴会を楽しみましょう。
3010運動のテーブルポップを作成したので宴会等でご活用ください。
この記事に関するお問い合わせ先
環境衛生課 衛生スタッフ
伊豆市小立野38-2
電話:0558-72-9857 ファックス:0558-72-9899
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更新日:2023年07月06日