農福連携
知っていますか? 農福連携
概要
農福連携とは、農業における「繁忙期の人手不足」や「若い後継者の不在」といった課題と、福祉(障がいのある人)における「就労先の不足」「賃金の少なさ」といった課題の両方を解決するための取り組みです。農業者が障がいのある人へ働く場を提供し、障がいのある人が農作業を行うことで、双方の様々な課題の解決が期待できます。
農福連携の取り組みパターン(例)
1 福祉事業所との連携型
農業者が福祉事業所に、農作業や加工等を委託する。
2 直接雇用型
農業者が障がいのある人を雇用し、農業に従事してもらう
3 福祉完結型
福祉事業所が、自ら農業を行う。
伊豆市における農福連携
マッチングの流れ
- 伊豆市農林水産課(0558-72-9892)または社会福祉課(0558-72-9863)へ相談
- 現状のヒアリングや市内事業所での受託に係る打合せ
- 必要に応じて、農福連携技術支援者(静岡県委託)から助言を受ける
- 伊豆市地域自立支援協議会就労部会を通じ、受託事業所を調整
- 事業所による作業見学や試験作業を経て、問題なければ委託契約
市内事例紹介
伊豆市内における農福連携の取り組みを紹介します。
はちくぼ会&プラム
【農業者】
はちくぼ会(湯ケ島地区茅野の農業者団体)
【福祉】
就労継続支援B型事業所プラム(社会福祉法人春風会)
【活動内容】
遊休農地を活用したライ麦の栽培、ライ麦ストローの生産、ストローの端材でのヒンメリ制作
【活動開始】
令和2年度から

ライ麦収穫の様子

トヨタカローラ静岡へ納品した製品
伊豆月ヶ瀬梅組合&フレンドワークかざぐるま
【農業者】
農事組合法人伊豆月ヶ瀬梅組合
【福祉】
就労継続支援B型事業所フレンドワークかざぐるま(特定非営利活動法人かざぐるま)
【活動内容】
梅の老木に付いた苔の除去作業、草刈り後の集草作業、梅シロップのラベル貼り
【活動開始】
令和2年度から
野村農園&プラム
【農業者】
野村農園(椎茸農家 野村氏)
【福祉】
就労継続支援B型事業所プラム(社会福祉法人春風会)
【活動内容】
繁忙期における椎茸の収穫作業
【活動開始】
令和3年度から
小柳出農園&えーる
【農業者】
小柳出農園(椎茸農家 小柳出氏)
【福祉】
就労継続支援B型事業所えーる(特定非営利活動法人えーる)
【活動内容】
原木椎茸の菌打ち作業
【活動開始】
令和3年度から
この記事に関するお問い合わせ先
農林水産課 農業水産スタッフ
伊豆市小立野24-1
電話:0558-72-9892 ファックス:0558-72-9909
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更新日:2024年03月15日