市指定-建造物

ページID : 1086

更新日:2023年03月01日

宝蔵院の山門

大きな切妻屋根のついた四脚門の写真

昭和46年に現在の銅板葺きに改められましたが、それ以前は茅葺き、単層切妻の総門でした。棟札には、万治2年(1659年)再造立とあります。穴に貫を通し楔で止めた構造で、全体に釘を1本も用いずに建てられています。間口3メートル、奥行3.1メートル、高さ5.5メートル。
欄間に「竹に虎」の彫刻があるところから、別名「虎の門」とも呼ばれ、下絵(欅板4枚)は狩野元信の筆、二代目甚五郎が彫ったものと伝えられています。また、表に「船原山」、裏に牡丹を彫り、門にかけられていた額も残されていて、これも甚五郎の作と伝えられています。

昭和58年2月28日指定 伊豆市下船原362 宝蔵院

栄源寺の山門

左側に大きな石碑が見える切妻屋根の山門の写真

伊豆地域における寺院の山門として一間薬医門の存在はあまり知られておらず、建立後200年近く経過した歴史的建造物として、その価値は高いと言えます。併せて同時期に建立された鐘楼も歴史的遺構としての価値を認められます。

平成16年9月21日指定 伊豆市小土肥 栄源寺

この記事に関するお問い合わせ先

社会教育課 生涯学習スタッフ
伊豆市八幡500-1
電話:0558-83-5476 ファックス:0558-83-5480
お問い合わせフォーム

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか