麻しんの国内外での増加に伴う注意喚起

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更新日:2024年02月29日

海外において、麻しんの流行が報告されており、特にヨーロッパ地域における症例報告数は前年度の 30 倍以上に急増し、入院を要する重症例や死亡例も確認されています。また、訪日外客数が多い地域である東南アジア地域についても、世界的に麻しんの症例報告数が多い地域の一つとなっています。
また国内においては、既に海外からの輸入症例が契機と考えられる事例報告もあり、今後、輸入症例や国内における感染伝播事例が増加することが懸念されます。

【麻しんとは】
麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染です。
【感染経路】
麻しんウイルスは感染力が非常に強く、空気感染等により、簡単に人から人に感染します。麻しんの免疫が不十分な人が感染すると、高い確率で発症します。
【症状】
高熱、全身の発しん、せき、鼻水、目の充血など
肺炎や中耳炎になることがあり、まれに、重い脳炎を発症することもあります。
先進国であっても、1,000人に1人が死亡するといわれています。
【症状がある場合】
医療機関に電話等で麻しんの疑いがあることを伝え、以降は医療機関の指示に従ってください。
医療機関への移動の際は公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。
【予防】
ワクチン接種が有効です。
定期接種対象者(1歳児、小学校入学前1年間の幼児)、医療・教育関係者、海外渡航を計画している方は、予防接種が済んでいるかご確認ください。
【海外に行く方】
予防接種を2回接種していない方は、予防接種を検討してください。
(麻しんにかかったかどうかや予防接種歴が不明の場合は抗体検査を検討してください)
帰国後2週間程度は健康状態(特に、高い熱や全身の発しん、せき、鼻水、目の充血などの症状)に注意しましょう。

※大人の予防接種や抗体検査は、自費での実施となります。

※定期接種対象者(1歳児、小学校入学前1年間の幼児)は、母子健康手帳等をご確認いただき、不明な点は子育て支援課(0558-72-9850)にお問い合わせください。

なお、お問い合わせについては、平日(祝日を除く)8:30~17:15にお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

健康長寿課 健康医療スタッフ
伊豆市小立野66-1 修善寺生きいきプラザ内
電話:0558-72-9861 ファックス:0558-72-1196
お問い合わせフォーム

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