地球温暖化対策
地球温暖化
地球温暖化とは?
地球は太陽エネルギーで暖められています。暖められた熱の一部は宇宙に放出され、残りの熱は大気中の温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、フロンガス)に吸収されて再び地球に戻され地球の温度を人間や動植物の生息に適する15℃前後にしてくれます。このガスがないと地球はとても寒くなり、生き物が死んでしまいます。でも、温室効果ガスは増えすぎると地球を暖かくしすぎてしまいます。これが地球温暖化です。
地球が温暖化すると どうなるのか?
- 【異常気象の発生】
温暖化によって、ますます暑い日が増え、台風の大型化や集中豪雨、洪水、干ばつなどの自然災害が発生し被害も大きくなります。また、海面の上昇により低い土地や小さい島は水没するかもしれません。
海面が1メートル上昇すると砂浜の90%くらいがなくなります。 - 【生態系への影響】
寒冷地帯に生息する動植物の中には、気象変動に追いつけないで絶滅するものもあります。農作物では高温による障害、雑草、害虫の増加などによる悪影響が心配されます。
北極海の氷も少なくなりホッキョクグマの生息地にも影響が出ます。 - 【人への影響】
夏の高温によって熱中症等により死亡が増加すると考えられています。また、マラリアなどの原因となる害虫の生息地等が拡大し感染する人が増加する可能性もあります。
マラリアのような熱帯地方の病気も日本で発生するかもしれません。 - 【伊豆市への影響】
海岸線の侵食、砂浜の消失をはじめ、暑さが苦手な「わさび」、気温の影響を受けやすい「みかん」などの農作物や冷水を好む「アユ」「イワナ」「アマゴ」などへの影響が心配されます。
環境に配慮した暮らし
私たちを取り巻く恵み豊かな環境は、生命の源です。そして、無限なものではありません。
私たちの暮らしは大変便利で快適なものとなりましたが、それと引き換えに、地球温暖化等による深刻な環境問題を引き起こしています。私たちの暮らしが自然の恵みのもとに成り立っていることを一人ひとりが意識し、自然と人とが共生を図っていける資源循環型社会の実現を目指し環境にやさしい生活スタイルへの転換が求められています。
循環型社会へ挑戦しよう
- 買い物袋を持参したり、過剰包装を断りましょう。
- トレーなど再生できるものは分別し、リサイクルに協力しましょう。
- 生ゴミはたい肥化などにより土に戻しましょう。
命の源の水を大切にしよう
- 生活から出る水で川などを汚さないようにするため、下水道への接続や合併処理浄化槽の設置などを行いましょう。
- 歯磨きや洗顔での流しっぱなしをやめるなど家庭内での節水を工夫し、水資源を大切にしましょう。
地球の温暖化をストップしよう
- 冷暖房の設定温度は、夏は28℃以上、冬は20℃以下にするなど、家庭内の省エネに取組みましょう。
- 徒歩、自転車、公共交通機関など環境の負荷の少ない交通手段を選びましょう。
- 自動車に乗るときは、荷物の積み下ろしや人を待つときなどの際は、エンジンを止めましょう。
大切なオゾン層を守ろう
冷蔵庫やエアコンのフロンガスを大気に放出しないよう、小売店や市を通じて確実に処分しましょう。
ダイオキシンなどの有害物質を減らそう
ダイオキシン類の発生を抑え、良好な生活環境を守るため、ゴミを減らすとともに、自家焼却は行わないようにしましょう。
エコライフを進めよう
- 料理をするときは、食材を使いきるように調理したり食器の油汚れをふき取ってから洗うなどエコクッキングをしましょう。
- 家族そろって食事をし、家族続けて風呂に入るなど、家族一緒の時間を増やしましょう。
環境について楽しく学ぼう
- こどもエコクラブ(こどもたちが主体となって環境学習や保全に取り組む活動)へ参加するなど、仲間と一緒に体験を通じて学びましょう。
- 子供の頃から自然を体験したり、家族で環境の恵みについて話し合うなど、環境を大切にする気持ちを育てましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
環境衛生課 環境政策スタッフ
伊豆市小立野38-2
電話:0558-72-9857 ファックス:0558-72-9899
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更新日:2023年03月01日