旧土肥小学校利活用構想を策定しました!

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更新日:2023年03月01日

旧土肥小学校の利活用に向けて

検討の経緯

 平成29年度末に閉校となった旧土肥小学校については、土肥地区における大きな拠点の一つであり、昨年度土肥・小土肥地域づくり協議会、西豆地区地域づくり協議会により実施されたアンケート結果からも、地域と行政が一体となって利活用していくことやうまく使える部分は使いながら活用していくことが期待されています。

協議会アンケート結果

利活用の進め方についてのアンケート結果をまとめた円グラフ
旧土肥小学校の利活用についてのアンケート結果をまとめた円グラフ

 地域の皆さんと行政が一体となって利活用の検討を行うため、地域づくり協議会、観光協会、旅館組合、商工会、土肥小中一貫校・土肥こども園PTA、市民団体、文化協会、スポーツクラブの代表と学識経験者の13名のメンバーで構成される「旧土肥小学校活用構想検討協議会」を設立するとともに、お試し活用を行いながら、検討を進めてきました。

お試し活用

1回目

 平成30年11月3日(土曜日)、土肥・小土肥地域づくり協議会主催の「ふるさと祭り」、TOizuBOX主催の「TOizu HALLOWEEN EVENT」と連携し、普通教室を利用した健康づくりコーナーなどをお試しで実施しました。

教室だった部屋に置かれたルームランナーやフィットネスバイクで運動をする高齢者の方の写真

健康づくりコーナーの様子

体育館のステージに仮装したイベント参加者が並んでいる集合写真

ハロウィンイベントの様子

2回目

 平成31年1月27日(土曜日)、伊豆市観光協会土肥支部主催の「土肥桜まつり」と連携し、フィットネス体験、海藻おしば体験、革細工体験などの9つのコーナーを設置し、校舎のお試し活用を行いました。

たくさんの作品が展示されている室内で海藻おしば体験を受けている4人の子供たちの写真

海藻おしば体験の様子

大人の人に手伝ってもらいながらトンカチを使って作業をしている女の子の写真

革細工体験の様子

利活用構想の策定

 利活用にあたっては、地域の皆さんが楽しめる使い方や土肥の魅力を発信できる使い方を基本として、「地域主体による防災利用」「地域主体による健康づくりの場としての利用」「地域の交流拠点として利用の継続」「地域内外のスポーツ体験交流への活用」「外部企業による活用の検討」の5つの方向性を定めるとともに、その実現に向けた考え方等を『旧土肥小学校利活用構想』としてまとめました。

利活用の方向性

 周辺の観光資源や施設と連携しながら、地域の皆さんが楽しく交流でき、地域の魅力を発信できる地域の拠点を目指します。

利活用の方向性

目指す利活用の姿

 下図のような活動や交流がある場をつくり、地域交流の促進と外部交流や関係人口の創出を目指します。

実例を踏まえ目指す利活用の姿を説明した図

利活用構想の提出

 第4回協議会後、協議会会長の芝浦工業大学作山康教授が活用構想を菊地市長に提出しました。

TOKYO2020の会見パネルの前で活用構想をまとめた資料を持つ作山会長と菊池市長の写真

構想を提出した作山会長(左)と菊地市長

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今後の進め方

地域によるお試し活用の実施

 地域の皆さんの「旧土肥小学校を使いながら何かやってみたい」、「旧土肥小学校はこういう使い方ができるのではないか」というアイデアを生かしながらお試し活用を継続し、本格利用に向けた体制づくりや仕組みづくり等を進めていきます。

事業者の誘致や連携に向けた準備

 事業者の誘致にあたっての地域利用のための条件の具体化などを行いながら、継続的に事業者の誘致や連携の仕組みを検討していきます。

この記事に関するお問い合わせ先

企画財政課 総合戦略スタッフ
伊豆市小立野38-2
電話:0558-72-9873 ファックス:0558-74-3067
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