伊豆市第1次集中改革プラン実施結果(5ヵ年)
伊豆市集中改革プランは、平成18年1月策定の伊豆市行政改革大綱に基づき、市民参画をいただいた伊豆市行政改革推進委員会の答申を受け、平成17年度から平成21年度までの5ヵ年を計画期間として策定し、「1 事務事業の再編・整理、廃止・統合」、「2 民間委託等の推進」、「3 定員管理の適正化」、「4 手当の総点検をはじめとする給与の適正化」、「5 第三セクターの見直し」、「6 経費節減等の財政効果」の6事項を中心に簡素で効率的な行政運営と行政サービスの向上を目指して行政改革に取り組んでまいりました。
計画期間(平成17年度から平成21年度)の終了に伴い、これまでの改革の成果を取りまとめましたのでお知らせします。
実績額
平成17年度から平成21年度までの5年間で111項目の改革に取り組んだ結果、目標額の9億4,804万9千円を2億4,269万4千円上回る11億9,074万3千円の実績額となりました。
平成17年度 |
平成18年度 |
平成19年度 |
平成20年度 |
平成21年度 |
合計 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
目標額 |
100,000 |
214,990 |
172,653 |
216,453 |
243,953 |
948,049 |
実績額 |
81,826 |
404,985 |
299,583 |
197,749 |
206,600 |
1,190,743 |
集中改革プランの主な取組内容
1 事務・事業の再編・整理、廃止・統合
- 公用車の集中管理、ごみ収集回数の見直し、生涯学習センター組織の見直しを行いました。(削減効果64,311千円)
- 中伊豆給食センター、天城給食センターの民間調理委託及び土肥給食センターの統廃合、修善寺東小学校を自校方式からセンター方式に変更などを行いました。(削減効果35,619千円)
2 民間委託等の推進
- 狩野川記念公園、修善寺体育館・修善寺グラウンドの指定管理を導入しました。(削減効果14,070千円)
- 天城温泉プール、中伊豆温水プールの指定管理を導入しました。(削減効果4,383千円)
3 定員管理の適正化
職員数の削減に取り組み、平成17年度を基準に5年間で44人の削減目標に対し、実績は76人の削減と、目標を上回る削減を行いました。
区分 | 平成17年 | 平成18年 | 平成19年 | 平成20年 | 平成21年 | 平成22年 |
---|---|---|---|---|---|---|
職員数 | 504 | 489 | 488 | 485 | 474 | 460 |
対前年比 | - | -15 | -1 | -3 | -11 | -14 |
採用者(見込み) | 4 | 6 | 6 | 7 | 2 | 3 |
退職者(見込み) | 21 | 7 | 10 | 13 | 17 | 13 |
区分 | 平成17年 | 平成18年 | 平成19年 | 平成20年 | 平成21年 | 平成22年 |
---|---|---|---|---|---|---|
職員数 | 504 | 489 | 474 | 459 | 440 | 428 |
対前年比 | -16 | - 15 | - 15 | - 15 | - 19 | - 12 |
採用者 | 4 | 6 | 5 | 6 | 3 | 6 |
退職者 | 21 | 20 | 21 | 22 | 19 |
職員数の削減に係る人件費の削減効果は5年間で358,693千円となりました。
4 手当の総点検をはじめとする給与の適正化
- 施設従事手当と現業手当を廃止しました。(削減効果:5,925千円)
- 退職時特別昇給を廃止しました。(削減効果:1,800千円)
5 第三セクターの見直し
伊豆市振興公社の役職、給与の見直しと市職員の出向の中止を行いました。
(削減効果:49,633千円)
6 経費節減の財政効果
- 【歳入に対する取組】
- 市税収納率の向上対策として、臨時徴収職員の採用、県財務事務所との共同徴収、滞納整理機構(20年4月から)への徴収委託を実施しました。 (119,732千円の収入増)
- 市有財産のうち、未利用となっている財産の処分を行いました。 (24,328千円の収入増)
- 【歳出に対する取組】
- 義務的経費の抑制のため、過去に借り入れた高利率(7%以上)の市債を低利率の条件に借り替え利子負担額を抑制しました。(削減効果:123,575千円)
- 施設等維持・管理費の見直しとして、し尿処理・塵芥処理の維持費の見直し、木太刀荘の売却、行政無線の点検内容の見直し等を行いました。(削減効果:192,802千円)
- 補助金等の見直しに取り組み、5年間で45事業の補助金削減、2事業の補助金廃止等を行いました。(削減効果:124,690千円)
- 敬老感謝祭対象年齢や祝い金の見直し、高齢者福祉タクシー対象年齢の見直し等市単独扶助の見直しを行いました。(削減効果:14,945千円)
このほか、事業の効率化などを目的に、平成21年度に検討し、平成22年度から認定こども園を2園開園するなど幼稚園、保育園の一元化にも取り組みました。
この記事に関するお問い合わせ先
総務課 行政スタッフ
伊豆市小立野38-2
電話:0558-72-9869 ファックス:0558-72-6588
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更新日:2023年03月01日