医療救護所について
災害時には医療救護所を開設します
1.医療救護所とは?
災害時に応急手当てを中心とした医療救護活動を行う場です。
大規模災害が発生すると、多数の負傷者が出るおそれがあります。また地域の医療機関も被害を受け、機能しなくなる可能性があります。
市はそのような混乱の中、1人でも多くの命を救うため、医療救護所を開設します。
2.どんな状況で開設されるの?
震度6弱以上の地震が発生した場合、医師等は、開業している診療所等を閉鎖して、救護所に参集します。
医師等の医療スタッフが参集できない場合は、開設することができない場合があります。
3.どこに開設されるの?
- 修善寺地区:修善寺生きいきプラザ
- 中伊豆地区:中伊豆小学校 体育館
- 天城湯ヶ島地区:天城湯ケ島市民活動センター
- 土肥地区:土肥小中一貫校 海晴(みはる)ホール
ただし、被害状況や負傷者の発生状況、医師や看護師などの参集状況などを考慮して、場所が変更になる場合があります。 救護所を開設した場合は、同報無線や防災メール、FMIS(エフエムイズ)などでお知らせします。
4.医療救護所の役割は?
医療救護所で行う医療は、田方医師会伊豆市支部、田方歯科医師会伊豆市支部、薬剤師会伊豆市支部に協力していただき、医師・歯科医師・薬剤師などの医療救護班が担います。 しかし、通常の医療機関とは違い、設備や医薬材料などが十分ではありません。そのため、医療救護所では主にトリアージを行い、重傷者や中等症者の応急手当が優先されます。
5.トリアージって?
トリアージとは、多くの負傷者が発生した場合に、できるだけ多くの命を救うため、治療の必要性・緊急性が高い人とそうでない人をグループ分けし、治療や医療機関への搬送の順位をつけることです。
6.救護所の開設期間は?
医療救護所は、開設されると24時間体制で、医療救護班が交代制で運営し、開設期間は発災からおおむね3日間程度です。 その後は、一般診療所や病院での診療に移行していきます。
災害医療の流れは?
- 災害発生
- 医療救護所
- 救護病院
- 災害拠点病院
- 軽症者は?
ご家庭や自主防災会などの地域組織の中で処置をお願いします。 - 重症者・中等症者は
医療救護所で応急手当てを行った後、必要に応じて救護病院などに搬送され、そこでもまだ十分でない方は、災害拠点病院へ搬送されます。 搬送人員も十分でないことが予測されますので、地域の動ける方に、搬送にご協力をお願いする場合があります。 - 救護病院
伊豆赤十字病院、中伊豆温泉病院 - 災害拠点病院
順天堂大学静岡病院
自分で作れる経口補水液(脱水予防)
材料 |
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作り方 | 混ぜるだけ。災害持出品に準備をしておきましょう。 |
この記事に関するお問い合わせ先
健康長寿課 健康医療スタッフ
伊豆市小立野66-1 修善寺生きいきプラザ内
電話:0558-72-9861 ファックス:0558-72-1196
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更新日:2023年09月01日