上下水道事業の現状と課題

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更新日:2026年07月31日

伊豆市の上下水道事業を取り巻く環境は、人口減少に伴い料金収益が減少傾向にあることに加え、施設の老朽化に伴う更新需要の大幅な増加や昨今の急激な物価高騰による経費の増加など、より一層厳しさを増しています。

令和7年度時点の上下水道事業の現状と課題についてお知らせいいたします。

上下水道事業の経営状況

上下水道事業は、人口減少に伴う料金収入の減少に加え、近年の物価高騰や老朽化に伴う施設更新により運営経費が膨らみ、厳しい経営状況が続いています。

令和6年度の決算においても、上下水道事業共に損失が生じています。

また、経費回収率(※)は水道事業が87.0%、下水道事業が60.0%と共に100%を下回っており、事業に必要な経費を料金収入で賄えていない状況となっています。

(※)経費回収率:事業に必要な経費を料金収入でどれくらい賄えているかを示す指標。100%を超えると料金収入ですべての費用を賄えており、経営が自立できている状態となります。

水道会計

下水道事業経営状況

課題1.地理的な特性

伊豆市は広大な山間部に集落が点在しているため、近隣の都市部と比べて多くの施設と長い上下水道管が必要となります。一人あたりの上下水道管の距離が長くなることから、維持管理にかかる経費がどうしても高くなってしまいます。

水道施設の状況

下水道事業の施設

課題2.人口減少

年度によってばらつきがあるものの、人口の減少に伴い、上下水道事業ともに料金収入が減少傾向となっています。

料金収入の推移

課題3.物価等の高騰

近年、物価や人件費などが高騰しています。

特に、管材などの資材や工事や委託にかかる労務単価などが高騰し、経費が増加しています。

○主な増加費用

・動力費(電気料)

・工事費用、委託料

・人件費

課題4.施設の老朽化

上下水道事業共に、施設の老朽化が進んでいます。

水道事業においては、1970年代〜80年代以降に敷設した管の更新時期が到来しており、耐用年数を超過した管が全体の5割を超えている状況です。

また、浄水場や配水池の老朽化も進んでおり、今後は管路だけでなく施設の更新も行っていく必要があります。

下水道事業は、現状では耐用年数を超過した管は少ないですが、今後大幅に増加していくことが見込まれます。

施設については、処理場やマンホールポンプ場の老朽化が進んでいますので、計画的に更新を行っていく必要があります。

施設の更新には多くの費用がかかり、今後更に増加していくことが見込まれます。

管路老朽化

施設老朽化

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道課 業務スタッフ
伊豆市八幡500-1
電話:0558-83-3950 ファックス:0558-75-7177
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