鳥獣保護

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更新日:2024年05月17日

市内には、4箇所の鳥獣保護区があります。

鳥獣保護及び狩猟の適正化に関する法律

 この法律は、鳥獣が健全な状態で生息できるよう鳥獣の保護を図り、また狩猟の適正化を推進することにより、生物多様性の確保及び生活環境の保全、農林水産業の健全な発展に寄与しています。

 対象となる鳥獣は、鳥類又は哺乳類に属する野生動物で、一部のネズミ科及びアシカ科に属するものを除きます。したがって、野生生物でない家畜、家きん、野良犬、野良猫等は含まれません。

鳥獣保護区

 鳥獣保護区は、鳥獣の捕獲等又は鳥類の卵の採取等を禁止しその安定した生存を確保するとともに、多様な鳥獣の生息環境を保全、管理及び整備することにより、鳥獣の保護を図ることを目的としています。市内には4箇所の鳥獣保護区があります。

鳥獣保護区の詳細
名称 設定区分
修善寺公園鳥獣保護区 身近な鳥獣生息地
天城高原鳥獣保護区 森林鳥獣生息地
天城鳥獣保護区 森林鳥獣生息地
達磨山柿木鳥獣保護区 森林鳥獣生息地

鳥獣に関するよくある質問

質問.鳥のヒナが落ちていましたが、どうしたらいいですか?

回答.そのままにしてあげてください。

 春先から初夏にかけて、まだ飛ぶ力が十分ついていない巣立ちヒナが、地面にいることがあります。近くに姿は見えなくても、親鳥は必ずヒナのもとへ戻って世話をします。人がヒナのそばにいると、かえって親鳥はヒナに近寄れません。そのままにしてそっと離れましょう。

 また、ネコが近くにいる、車がよく走る場所で危険なのであれば、近くの安全な場所へ移動させてあげてください。

 野生とは、厳しい世界です。私たちが、ヒナを自然の中で自立していけるように育てることはとても難しいことです。また、許可なく野鳥を飼うことは法律で禁止されています。

質問.家の敷地内にヘビがいます。怖いので駆除してください。

回答.市では駆除は行なっていません。

 ヘビは自然の生き物ですので、そのままにしておけば自然にいなくなります。

 ヘビに限らず、野生動物は、自分より大きい動物に対して自分から攻撃することはあまりありません。しかし、むやみに攻撃し、危険を感じた場合は、自分の身を守るために反撃してくることがあります。どうしても追い払いたい場合は、十分注意してください。

 また、侵入防止には忌避剤なども市販されています。

質問.鳥が集まって糞をするので困ります。何とかしてください。

回答.鳥が集まらない工夫をしましょう。

 鳥の種類によっては仲間の糞がついている場所が憩いの場となってしまうことがあるため、まずは糞を掃除し、清潔さを保つようにしてください。

 また鳥にとって巣の作りやすい場所や居心地の良い場所を作らない環境づくりが必要です。こまめな追い払い、エサとなるような物を近くに置かない、また、鳥がとまれないように防鳥ネットの設置は効果的です。

この記事に関するお問い合わせ先

農林水産課 林業自然保護スタッフ
伊豆市小立野24-1
電話:0558-72-9893 ファックス:0558-72-9909
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