電気柵の安全管理をお願いします

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更新日:2023年03月01日

鳥獣被害対策用の電気柵の安全管理について

近隣市町で自作電気柵の漏電による死傷事故が発生しました。同様の事故の発生防止のために、電気柵にむやみに触れないようお願いするとともに、設置者については適正な管理をお願いします。

電気柵とは…

動物が触れた際に電気ショックを与える電気柵の写真

電気柵

シカやイノシシ等の野生鳥獣を、農地や集落に侵入させないために設置される防護柵です。伊豆市でも野生鳥獣が出没する多くの中山間地区で設置されています。電気柵の衝撃電流は、約1秒間隔で瞬間的に電気を流すパルス出力なので、電線に触れると静電気のような衝撃を受けますが、間隔があいているので手を離す事ができ、安全です。

市民の皆様へ

 むやみに近づいたり、電線に触れないようお願いします。特にお子様については、電気柵の近くで遊ばせたり、近づかせないよう保護者や周りの大人が十分注意してください。

 市販品(既製品)を使用し、正しく設置された電気柵については、触れても大怪我や感電死に至らないようになっています。

電気柵を設置されている方へ

  •  家庭用コンセントから電線へ直接通電しないでください。感電や火災などの危険があり、大変危険です。(家庭用コンセントから給電する場合も必ずPSEマークのある「電気柵用電源装置」〈パルス発生装置〉をコンセントと電線との間に設置してください)
  •  家庭用コンセントから給電する場合は、「漏電遮断器(ブレーカー)」を必ず設置してください。(15ミリアンペア以上の漏電が起こったときに、0.1秒以内に電気を遮断する機器。)
  •  人が見やすいように、適当な位置や間隔で危険表示をしてください。「あぶない!」「きけん!」「感電注意!」などのプレートで表示し、お子様にも読めるよう、ひらがなやふりがなを使用してください。
  •  電気柵に電気を供給する回路には、簡単に開閉できる箇所に専用の開閉器(スイッチ)を設置してください。

 詳細は別添のパンフレット「鳥獣害対策用の電気さくについて」を参照し、安全な電気柵の設置方法についてご確認お願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

農林水産課 林業自然保護スタッフ
伊豆市小立野24-1
電話:0558-72-9893 ファックス:0558-72-9909
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