路線バスの現状を知っていますか?路線バスを利用しましょう

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更新日:2024年05月22日

バス路線維持と運行基準

市内路線バスの現状

伊豆市内を走っている路線バスは、すべて東海バスが運行していますが、実はそのほとんどが赤字の路線になっており、市や県、国が補助金を出してなんとか運行しているような現状です。

特に市が路線バスの運行維持のために東海バスへ補助金(赤字補てん)を出している路線は令和5年度末現在で20系統もあり、年間1億円以上の補助金を東海バスに支払い、地域の生活路線を維持しています(伊豆市自主運行バス)。

 

自主運行バス費用の推移

他にも通学補助や高齢者向けの補助を含めると、市が公共交通施策にかける費用としては2億円以上に上ります。

 

市が補助金を支出している(伊豆市自主運行バス)の路線図と現状については、こちらをご確認ください(令和5年4月現在)。

伊豆市自主運行バス路線の現状(R5.4時点)(PDFファイル:664.9KB)

 

伊豆市自主運行バスの評価基準

市では令和6年3月に市が補助金を出している路線(自主運行バス)の評価基準について定めました。この評価基準をもとに、路線ごとに評価を行いながら必要に合わせて再編を検討していきます。

自主運行バス運行基準(ガイドライン)(PDFファイル:570.5KB)

路線バスの利用促進

市では路線バスの利用促進策として、様々な施策を実施しています。お出かけの際は、自家用車だけでなく、公共交通としての路線バスもぜひご利用ください。

高齢者路線バス割引乗車証(いきいきパス)購入費補助事業

申請日に70歳以上の方で、市内に住所を有する人を対象に、市内の路線バスが乗り放題になる定期券を東海バスが販売しており、販売価格の一部を市が助成しています。

詳細は以下のURLをご確認ください。

市内バス路線をお得に利用できる『いきいきパス』を販売中!/伊豆市 公式ポータルサイト (city.izu.shizuoka.jp)

福祉タクシー・鉄道・バス等利用料金助成事業

3月31日現在、満80歳以上の在宅で生活している方を対象にバス、タクシー、鉄道で利用できる利用券を配布しています。

詳細は以下のURLをご確認ください。

福祉タクシー・バス・鉄道利用料金助成事業/伊豆市 公式ポータルサイト (city.izu.shizuoka.jp)

通学費補助事業(小・中学生)

通学距離が片道2キロメートル以上の児童・生徒を対象に通学費を補助しています。

詳細は以下のURLをご確認ください。

通学補助金交付制度/伊豆市 公式ポータルサイト (city.izu.shizuoka.jp)

高校生バス通学補助事業

市内在住の高校生に対してバスの通学費用の一部を補助しています。

詳細は以下のURLをご確認ください。

高校生のバス通学補助事業について~通学費の負担軽減ができます~/伊豆市 公式ポータルサイト (city.izu.shizuoka.jp)

中高生学校活動用バス回数券交付事業

市内の中学校または高等学校に在籍する生徒等に対し、学校活動(部活動等)を理由に市内の学校間を移動できる回数券を交付しています。

申請や受取は学校の先生を通じて行います。

路線バス維持・地域の足確保のために

路線バス維持にかかる費用の高騰から、市が新たな地域で路線バスを運行することは非常に厳しい状況です。
路線バスを使う人が少ないと、本数の減便や路線自体がなくなってしまう可能性があります。地域の足としての路線バス維持のため、お出かけの際には路線バスの利用をお願いします。

また、路線バスが走っていない地域や廃止になってしまう地域については、評価基準に則り、地域のみなさまと意見交換を行いながら、新たな移動手段について検討していきます。

この記事に関するお問い合わせ先

地域づくり課 地域づくりスタッフ
伊豆市小立野38-2
電話:0558-74-3066 ファックス:0558-74-3067
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