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浄蓮の滝から始まる踊子歩道

浄蓮の滝から始まる踊子歩道のご紹介

浄蓮の滝から始まる踊子歩道

浄蓮の滝を起点に河津町湯ケ野まで続いている踊子歩道。 この歩道の伊豆市側は、文学碑が点在している歩道となっています。 島﨑藤村、横光利一、井上靖、川端康成などの文学碑を見ることができます。 どの文学碑もその土地とそれぞれの作家たちの関わりの中で生まれたものばかり。 ぜひ、浄蓮の滝へお越しの際は、足を延ばしてみてください。 途中には、昭和の森伊豆近代文学博物館もあり、井上靖の旧邸や、 伊豆ゆかりの文豪の展示を見ることもできます。 ※横光利一以外の文学碑は、車でも寄ることが可能です。 ※ルート浄蓮の滝周辺を除き登山道の箇所が多いです。 踊り子歩道を歩かれる際は、登山靴やスニーカーなど、歩きやすい靴でお出かけください。

踊り子歩道マップ

踊子歩道マップ
浄蓮の滝から湯ケ野までを地図で紹介。 湯ケ野までは、全長16キロメートルの長丁場となりますので、 ハイキング装備をして、お出かけください。
 踊り子歩道マップ

浄蓮の滝~静大セミナーハウスにかけて

伊豆の踊子像

伊豆の踊子像
第一高等学校の二年生(19歳)孤独な青年だった川端康成は、天城峠で旅芸人一座の娘と出会います。その出会いこそが名作「伊豆の踊子」を生むきっかけとなりました。 川端文学の傑作「伊豆の踊子」が通った天城越えの踊子歩道は、浄蓮の滝から河津七(なな)滝(だる)まで続き、昔日の天城情緒を伝えています。

穂積忠句碑

穂積忠句碑

「伊豆の歌人(うたびと)」として、天城の自然を詠んだ穂積忠(ほづみきよし)は、明治34年3月17日、田中村(現:伊豆の国市)吉田に六亮の長男として生まれ、北原白秋の門下となりました。歌業はもちろんのこと、教育・文化また伊豆の風土観光にめざましい功績を残し、昭和29年2月7日、53歳の若さでこの世を去りました。  碑は、昭和38年12月8日に浄蓮の滝入口へ建立されたが、昭和60年1月にわさび分場付近へ移転されました。  碑には春のわさび田を詠んだ次の歌が刻まれています。  「春もやや日かげさびしくなりにけり、沢わさび田の逃水の音」  穂積氏は、天城の自然をこよなく愛し、天城の自然や人々の生活を詠んだ格調の高い歌が多くあります。

島崎藤村文学碑「伊豆の旅」

島﨑藤村詩碑
洋画家の根岸氏がイメージを膨らませてデザインしました。約110㎡の庭園風な敷地を白壁でめぐらし、中央に馬車を真後ろから見た形をした碑が建っています。  島崎藤村は明治5年9月6日長野県木曽郡生まれ。  明治42年、文学者仲間である田山花袋(たやまかたい)、蒲原有明(かんばらありあけ)、武林無想庵(たけばやしむそうあん)と共に伊豆を旅しました。大仁まで汽車、修善寺まで一里の道を歩き、翌日乗合馬車に揺られ湯ヶ島の落合楼で一泊、天城路を下田へ向かいました。  この思い出を紀行「伊豆の旅」に書いてます。  「茅野という山村入口で吾輩は三人ばかりの荒れくれた女に逢った。『ホウ、半鐘がありますぜ。斯気なところに旅舎も有る―是次に來る時は、是非あの旅舎で泊めて貰ふんだネ。』とA君は戯れるやうに言った。 この村の出はづれに枯々とした耕地があって、向ふの方に屋根の低い小屋が見える。樵夫らしい男が通る。吾輩の馬車はそれから一層深く山の中へ入った。」

野畔バス停~滑沢渓谷にかけて

横光利一文学碑「寝園(しんえん)」

横光利一文学碑『寝園』
寝園の中心舞台に湯ヶ島が登場し、天城山中の猪狩がこの小説の焦点になっています。
“夫が猪に襲われているのを見た妻は発砲したが、誤って夫が重傷を負った。純粋に夫を救うために猪を撃ったのか?愛人の姿が脳裏にあり、殺すべくしての銃弾か?”新しい心理主義文学の方法と人間ドラマを装飾する文体の自覚をもって追求された作品です。

碑は、踊子歩道沿いの野畦付近に建設されています。ステンレスの部分は猪狩の場面が刻まれ、その上に立っている5本のパイプ状のものは主な登場人物の性格を表現しています。川崎市の加藤常氏が制作しました。

昭和の森会館(伊豆近代文学博物館)

近代文学博物館

道の駅「天城越え」には、
伊豆近代文学博物館が併設されています。
伊豆近代文学博物館では、伊豆出身の作家や、伊豆を愛した文豪の生原稿などの大変貴重な資料、文豪ゆかりの品々が数々展示され、文学が好きな人にはたまらない展示となっています。
園内には、郷土ゆかりの作家井上靖の旧邸もご覧いただけます。

ぜひ伊豆市へお越しの際はお立ち寄りください。

詳しくは、リンクをご覧ください。 道の駅「天城越え」


旧井上邸

伊豆近代文学博物館(有料エリア)大人¥300 小人¥100
第3水曜日休館 開館時間:8:30~16:30
住所:静岡県伊豆市湯ヶ島892-6 電話番号:0558-85-1110

井上靖文学碑「猟銃」

猟銃の碑
「猟銃」は、昭和24年毎日新聞記者時代の作品です。
何回も清書し文壇的処女作として一流誌に発表されました。
この作品の舞台は、文学碑の建立されている滑沢渓谷であり、四季折々の風景を満喫することができます。
 碑は、コンクリート製のブナ巨木2本にはさまれたみかげ石に「猟銃」の一部が刻まれており、天城の自然をバックに猟銃のもつ鉄の肌を表現しています。


「なぜかその中年男は村人の顰蹙(ひんしゅく)を買い、彼に集まる不評判は子供の私の耳にさえも入っていた。ある冬の朝、私はその人がかたく銃弾の腰帯(バンド)をしめ、コールテンの上衣の上に猟銃を重くくいこませ…」

旧道周辺

川端康成文学碑「伊豆の踊子」

川端康成文学碑
国道天城大橋より300m入った、わさび沢跡の横にある碑は、「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思ふところ…」(川端直筆)とあまりに有名な「伊豆の踊子」の冒頭が刻まれ、文学碑としては稀な川端氏のレリーフ(銅板)の取り付けが施されています。  自然石を切ることで、魂が2つに分かれ、清くすれ違っていく叙情が表現されています。

天城山隧道

旧天城トンネル
苔むしてひっそりとたたずむ天城山隧道(通称:旧天城トンネル)の中はひんやりと冷たく、昔の空気がそのまま残っているような印象を受けます。川端康成の小説『伊豆の踊子』ゆかりのトンネルで、映画に何度も登場しています。周囲は天城の原生林がいきずき、新緑・紅葉とも美しく、今も踊子の歩んだ道を歩いてみようとする人が絶えません。浄蓮の滝から河津七滝までの16.2㎞の『踊り子歩道』を歩くのも一興。

このページに関するお問い合わせ

社会教育課生涯学習スタッフ
伊豆市八幡500-1  電話:0558-83-5476  FAX:0558-83-5480