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市指定-彫刻②

妙湯大権現

像高:81.0cm、面幅:8.5cm、面奥:13.5cm、肩張り:17.0cm、腹奥:17.5cm、腰張り:24.0cm。

尊名は、現在妙湯大権現と称されています。
作者不祥で、造法、様式に古様が見られます。平安時代後期に製作されたものと思われますが、左側厨子内の像と比較すると華美で、時代は12世紀頃と考えられ、ニ天又は四天王の一体として造られたものと思われます。また、妙湯権現として祀られていることは、善名寺の温泉寺としての歴史を考える時、興味深いものがあるといえるでしょう。(上原美術館、和光大学鑑定)

平成元年2月27日指定 伊豆市吉奈127:不動堂

木造天部形立像 その3

像高:114.0cm、面幅:13.0cm、面奥:14.5cm、肩張り:29.5cm、胸奥:21.0cm、腹奥り:19.0cm、腰張り:28.0cm

作者不祥 平安時代の後期

現在、善名寺本堂左脇室厨子内と、隣接する不動堂右厨子内に安置される天部形立像2躰は、像容や作風から、本来一具として造立されたと思われます。不動堂の像が口を開いた阿、善名寺の像が口を閉じた吽の形を表し、体勢も逆にして、邪鬼の上に立っています。檜、あるいは杉の1材から像の主要部を造り、内刳りも施さないが、現状はともに両腕を失うなど損傷が著しいです。

 平成元年2月27日指定 伊豆市吉奈127:不動堂

木造聖観音坐像

像高:50.2cm、肩張り:22.3cm、膝張り:35.5cm
作者不祥 桧の寄木造、漆箔、玉眼、内刳りあり。

奥書:割首の部分に蓋があり、これは頭部内に納入品のある可能性を示しています。
本像は作風、像法から鎌倉時代に製作されたものと思われ、特に木寄せの構造は慶派の仏師が製作した仏像に見られる典型的な例といえます。しかも外観や顔の表情に美しさがあり、大変優れた仏像といえます。 

平成元年2月27日指定 伊豆市市山234:明徳寺

十一面観音坐像

法泉寺は桃山時代の創立とされる曹洞宗の寺で、本尊の十一面観音坐像は秘仏として守られています。菩薩の形で、頭部の11の顔は簡単に刻れています。像高12.7cmの小像で運慶作の伝承があるといわれています。簡素な姿や像法からは、本格的な仏師の作ではなく、行者などによる造立であることが考えられるでしょう。素朴な作風には古像に通じる雰囲気もあり、あるいは法泉寺の創立の時期頃までさかのぼる可能性もあります。

平成元年2月27日指定 伊豆市本柿木331:法泉寺 本柿木区所有

三十三体観音像

法泉寺には、本尊十一面観音像の厨子を取り囲むようにして、一具33体の観音像が安置されています。これらは三十三所観音霊場の観音像を表わしたもので、尊像の種類では千手観音が多いです。
像高15~30cm、造法の詳細はわかりませんが、寄木造と思われ、目は玉眼とし、表面は漆箔の仕上げです。

この三十三観音像は明和三年(1766)の「西国三十三所観音菩薩勧化帳」という古文書で伝わっています。(本柿木・土屋家文書)
この古文書には、寛政元年(1789)と文政四年(1821)に本尊十一面観音像のご開帳を行なったことも記され、当時から本尊像が秘仏とされていたことも分かります。

平成元年2月27日指定 伊豆市本柿木331:法泉寺 本柿木区所有

實成寺祖師堂の彫刻

この祖師堂には立派な彫刻が保存されています。作者は松崎町江奈出身で、石田富次郎という狩野派の画法を修め名人といわれた人物です。

彫刻は祖師向拝正面に鳳凰の舞う姿、左右の木鼻には獅子と象、そして内側のタバサミはボタンの咲き乱れる様子が彫られています。
堂内正面欄間一面に見事な透かし彫りがあり、松・竹・梅の林が浮き出し、その林間に神仙人と童児が楽しそうに巻物をひろげて話し合っています。
両側の欄間には、五彩の雲間に鶴の舞いあそぶ姿が彫られています。

平成6年11月6日指定 伊豆市柳瀬353:實成寺

鬼子母神像

子授け、安産、育児等の神

子授け、安産、育児等の神

木彫、神像、像高:21.5cm、幅:8.5cm、重量:280g、像背銘:奉開眼鬼子母神、制作年代 天保7年(1836)

江戸時代以前から各家では諸仏を持仏とする例はありますが、個人が鬼子母神像を所蔵する例は極めて珍しいです。この像がどのような経緯で所蔵されるようになったかは明らかではありません。
 

平成13年7月10日指定 伊豆市修善寺:個人所有 

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社会教育課生涯学習スタッフ
伊豆市八幡500-1  電話:0558-83-5476  FAX:0558-83-5480